赤血球生成性プロトポルフィリン症
症状:太陽の光にさらされた直後に痛みを伴った腫れが生じます。 また、さらに膵臓腫大や黄疸も伴います。
急性間欠性ポルフィリン症
症状:強い腹痛、便秘、下痢、腹部膨満感、嘔吐、痙攣(けいれん)、発汗、瀕脈、高血圧、ヒステリー、不安、錯乱、運動まひ、知覚障害などの症状が現れます。
晩発性皮膚ポルフィリン症
症状:日光に当たることで水疱が生じます。 水疱が生じる大きさや場所は様々ですが、主に手の甲、腕、顔などの部分が多くなっています。
ファンコニー症候群
症状:のどの渇き、多尿、便秘、食欲不振、嘔吐、全身倦怠感など、様々な症状が現れますが、自覚症状が現れない場合もあります。
尿細管性アシドーシス
症状:1型、2型、4型に大別されており、それぞれで現れる症状は異なります。
腎静脈血栓症
症状:症状が穏やかに進行するため自覚症状が現れないことが多いとされています。 腰痛、発熱、嘔吐、血尿、蛋白尿、尿が少なくなるなどの症状が現れることもあります。
腎硬化症
症状:良性腎硬化症と悪性腎硬化症とに大別されており、現れる症状はそれぞれで異なります。
腎皮質壊死
症状:血尿、腰の痛み、発熱などの症状が現れます。 低血圧になったり、高血圧になったりと血圧の変化もみられます。
転移性肝癌
症状:体重減少、食欲不振、発熱などが初期症状として現れます。 全身倦怠感、腹部のしこり、むくみ、黄疸などの症状が現れることもあります。
急性硬膜下血腫
症状:強い衝撃を頭部に受けた後、激しい頭痛、吐き気、嘔吐などの症状が現れます。 受傷直後に意識障害を生じることもあります。
回転性めまい
症状:自分の周囲の景色がぐるぐると回っているようなめまいが生じます。 気分が悪くなり、耳が聞こえづらくなることもあります。
乗り物酔い
症状:顔面蒼白、吐き気、嘔吐、動悸、冷や汗、頭痛などの症状が現れます。
感染性関節炎
症状:感染した関節に突発的な腫れ、熱感、こわばりが生じます。 また、発熱や悪寒などの症状が現れることもあります。
グッドパスチャー症候群
症状:咳、血痰、喀血(かっけつ)、呼吸困難などの症状が現れます。 また、全身倦怠感、悪寒、発熱などの風邪とよく似た症状が現れることもあります。
特発性間質性肺炎
症状:痰を伴わない乾いた咳が出る、歩行、入浴、排便時などに呼吸がしづらくなるなどの初期症状が現れます。 はっきりとした自覚症状が現れにくく、長い時間をかけて症状が現れる病気であることから、症状が進行してから気付くことが多くなっています。
特発性肺線維症
症状:痰を伴わない乾いた咳が出る、労作時に息が切れやすくなるなどの初期症状が現れます。 症状が進行すると少しの動作でも息切れするほどになります。
溶血性尿毒症症候群
症状:溶血性尿毒症症候群(ようけつせいにょうどくしょうしょうこうぐん)では、発熱、腹痛、下痢、吐き気、嘔吐などの胃腸炎症状が現れます。
ウィリス動脈輪閉塞症
症状:ウィリス動脈輪閉塞症の主な症状としては頭痛、けいれん、運動障害、感覚障害、意識障害などが挙げられます。 泣く、笑う、熱いものを冷ますためにフーフーと息を吹きかける、吹奏楽器を吹く、歌うなどの激しい過呼吸運動をきっかけに症状が現れることが多くなっています。
もやもや病
症状:もやもや病の主な症状としては頭痛、けいれん、運動障害、感覚障害、意識障害などが挙げられます。 泣く、笑う、熱いものを冷ますためにフーフーと息を吹きかける、吹奏楽器を吹く、歌うなどの激しい過呼吸運動をきっかけに症状が現れることが多くなっています。
網膜芽細胞腫
症状:網膜芽細胞腫(もうまくがさいぼうしゅ)では、眼球の中に白く光るものが見える、斜視、まぶたの腫れ、結膜の充血、などが生じます。暗闇の中で瞳が光って見える場合もあります。
軟骨無形成症
症状:軟骨無形成症(なんこつむけいせいしょう)の主症状では低身長が挙げられます。 顔にも、頭囲が大きい、額が飛び出している、鼻の付け根が低いという特有の症状がみられます。
副甲状腺機能低下症
症状:副甲状腺機能低下症では、手足のしびれやこむらがえり、痛みをともなう筋肉の硬直、口のしびれなどが現れます。
糖原病
症状:糖原病(とうげんびょう)は、欠損している酵素によって現れる症状は異なります。 肝臓酵素が欠損している場合は腹部の膨満感、痙攣(けいれん)が生じ、骨格筋が欠損している場合は運動筋の脱力、痛みが生じます、また、全身性の場合は筋力の低下、筋肉の萎縮などの症状が現れます。
単純性甲状腺腫
症状:単純性甲状腺腫(たんじゅんせいこうじょうせんしゅ)では、前頸部が腫れます。
胎便吸引症候群
症状:胎便吸引症候群(たいべんきゅういんしょうこうぐん)では、出生直後から呼吸障害が生じます。 症状としては、呼吸が速くなる、息を吸う際にうなり声を出す、息を吸い込む際に下部胸壁がへこむ、皮膚や臍帯(さいたい)が胎便によって黄色くなる、などですが重度の場合では吸った息を吐けずに肺に空気が膨張したり、肺が破裂することもあります。
胎盤機能不全症候群
症状:胎盤機能不全症候群(たいばんきのうふぜんしょうこうぐん)とは、赤ちゃんに栄養が十分行き渡っていないことから痩せ型で細長い体型、皮膚の亀裂、剥離、髪の毛が長い、爪が長いなどがみられます。
水頭症
症状:水頭症(すいとうしょう)では、頭の大きさが目立ちます。 他に、黒目が下に落ちる、こめかみに青筋(静脈)が立つ、ミルクを吐く、体重が増えない、機嫌が悪い、などの症状が現れます。
心内膜床欠損症
症状:心内膜床欠損症(しんないまくけっそんしょう)では、ミルクをあまり飲まない、体重が増えない、寝汗をかく、睡眠時の呼吸が速いなどの症状が現れます。
新生児循環不全
症状:ミルクをあまり飲まない、元気がないなどの症状が現れ、症状が進行すると皮膚が白くなる、むくむ、尿の量が少なくなる、頻脈、不整脈、多呼吸、心雑音などの症状が現れます。
神経性食欲不振症
症状:体重の増加に関する食べ物や行動に極端な嫌悪感や恐怖感を示します。 体重が減少してもさらに過剰なダイエットを行い、食後自ら吐いたり、下剤や利尿剤を使用することもあります。
急性灰白髄炎
症状:急性灰白髄炎(きゅうせいかいはくずいえん)では、その多くが自覚症状が現れません。 症状が現れる場合、感染後1週間から2週間の潜伏期間を経て、発熱、頭痛、のどの痛み、倦怠感、嘔吐など風邪とよく似た症状が続いた後、手足に弛緩性麻痺が生じます。
うっ血性心不全
症状:うっ血性心不全(うっけつせいしんふぜん)は、心臓の右心室と左心室のどちらに障害が生じているかによって現れる症状が異なります。
感染性腸炎
症状:感染性腸炎(かんせんせいちょうえん)では、一般的に、主症状として食欲不振、吐き気、発熱、下痢などが挙げられますが、その他に高熱、嘔吐、腹痛などの症状が現れる場合もあります。
胆道感染症
症状:胆道感染症(たんどうかんせんしょう)では、急性胆道感染症の場合と慢性胆道感染症の場合で現れる症状が異なります。
小脳出血
症状:小脳出血(しょうのう しゅっけつ)では、吐き気、嘔吐、頭痛、突発性のめまい、歩行障害、起立障害などの症状が現れます。症状が進行すると意識障害を引き起こすこともあります。
高血圧性脳症
症状:高血圧性脳症(こうけつあつせいのうしょう)は、頭痛、吐き気、嘔吐などの症状が現れます。 症状が悪化すると、けいれん、視力障害、意識障害などが生じる場合もあります。
A型急性肝炎
症状:A型急性肝炎(えーがたきゅうせいかんえん)はウイルスに感染してから2週間から1ヶ月、1ヶ月半の潜伏期間を経て発症します。
卵巣がん
症状:初期症状はなく、進行するにつれて下腹部にしこりや圧迫感が感じられるようになります。頻尿などの症状を引き起こす場合もあります。
カンピロバクター食中毒
症状:発熱、倦怠感、腹痛、下痢などで風邪(かぜ症候群)と間違えられることもあります。
喉頭炎
症状:声がかれたり、咳や痰がでるようになります。また、モノを食べるときの痛み(嚥下痛)を伴うこともあります。
敗血症
症状:発熱、心拍数の増加、低血圧、意識障害、ショック(敗血症性ショック)などの症状が見られます。また、症状が重い場合は発熱でなく、低体温となることもあります。また、臓器に障害が及ぶと多臓器障害症候群を併発することもあります。
豚インフルエンザ
症状:風邪のようなカタル症状に加え、高熱といった症状が現れます。
日本脳炎
症状:蚊に刺されてウイルスに感染してから1週間~2週間程度で倦怠感、頭痛、吐き気などの症状が現れます。その後高熱がでるという流れになっており、他のウイルス性脳炎と比べると進行はやや遅いです。進行すると意識障害、手足の振るえ、痙攣、呼吸困難などの症状がでます。
単純ヘルペス脳炎
症状:急激な発熱、意識障害、けいれん発作がほとんど場合起こる症状です。また、幻覚、記憶障害、失語症といったなども起こります。特に、昏睡状態にまで陥った場合の死亡率は高く、予後は極めて不良とされます。
難治性ネフローゼ症候群
症状:症状はむくみ(浮腫)と蛋白尿、全身倦怠感などが挙げられます。
COPD
症状:肺の生活習慣病とも呼ばれる病気で、喫煙が最大のリスクファクターとされる病気です。症状は息切れが主ですが、進行すると心不全や重度の肺炎などを引き起こし、死に至るリスクもある病気です。
サラセミア
症状:正常な赤血球が作られず貧血となります。通常の貧血症状(動悸・めまい・息切れ・倦怠感など)に加えて黄疸や脾臓の肥大といった症状が見られます。無症状のこともあります。
寒冷凝集素症
症状:慢性的な貧血症状(全身倦怠感・動悸・息切れ)が見られますが、特に寒い時期に症状が重くなるという特徴があります。
発作性夜間血色素尿症
症状:貧血(動悸・倦怠感・息切れなど)の症状に加えて感染症にかかりやすくなったり出血傾向が見られます。血液検査を行うと白血球の現象や血小板減少が見られます。
過食症
症状:ドカ食い(過食)が見られます。また、過食後には代償行為(嘔吐・絶食・薬物の利用など)を伴う場合もあります。精神的な病気の一つです。
甲状腺機能亢進症
症状:甲状腺が腫れて大きくなり、手が震えたり、動悸、頻脈、眼球突出、体重減少、食欲亢進、いらいら、発汗過多などの症状が現れます。
絨毛膜羊膜炎
症状:症状が現れないものから、発熱、下腹部痛、悪臭のあるおりものが出るなど様々です。検査によりわかる病気です。
注意欠陥多動性障害(ADHD)
症状:注意がそれる、多動、衝動的な行動が目立ちます。6-7歳児の男児に多く見られます。
広汎性発達障害
症状:発達面において広範囲に重度の障害が現れる病気の総称です。WHO(世界保健機関)による分類です。
熱性けいれん
症状:けいれんしたり、体がこわばるなどの症状が現れます。生後6ヶ月~6歳までの期間に発生することが多く、それ以降はほとんどありません。
愛情遮断症候群
症状:『小児・幼児』:動作が緩慢であったり、表情が乏しい、知的発達の遅れなどが見られます。また、必ず現れるわけではありませんが睡眠障害が生じることもあります。
小児白血病
症状:疲れやすい、顔色が青白い、手足の痛み、血が止まりにくい、発熱などの症状が現れます。
突発性発疹
症状:突発的な高熱が現れ、解熱と前後して全身に細かい発疹が現れます。熱性けいれんを併発することもあります。
ヘルパンギーナ
症状:突発的な高熱が現れ、のどちんこ周辺に小さな水疱が生じます。
先天性巨大結腸症
症状:嘔吐や腹部膨満がみられます。時期にミルクを飲まなくなり便秘といった腸のへ即症状が現れます。
子宮内膜炎
症状:悪寒を伴う下腹部の不快感、下腹部痛、微熱などの症状が多く見られますが、不正出血や子宮の違和感、おりものの増加などの症状も挙げられます。